DMOとは
DMOとは、「Destination Management/Marketing Organization」の略称であり、主に米国と欧州で普及している組織体のことです。
その組織の担う役割は、旅行目的地の構成要素*の魅力を高めて外部に発信するために、基盤となる持続可能な環境の整備を先導し、関係者や組織の調整を行うこととされています。
その組織の担う役割は、旅行目的地の構成要素*の魅力を高めて外部に発信するために、基盤となる持続可能な環境の整備を先導し、関係者や組織の調整を行うこととされています。
*構成要素
国連世界観光機関(UNWTO)より①観光資源(自然、文化、歴史的建造物)、②観光インフラ(公共交通機関、宿泊施設、観光案内所等)、③アクセスの容易性(ビザ等)、④人的資源(観光関係者及び住民によるおもてなし)、⑤イメージ、⑥価格とされている。
国連世界観光機関(UNWTO)より①観光資源(自然、文化、歴史的建造物)、②観光インフラ(公共交通機関、宿泊施設、観光案内所等)、③アクセスの容易性(ビザ等)、④人的資源(観光関係者及び住民によるおもてなし)、⑤イメージ、⑥価格とされている。
日本版DMO
日本国においても、各地域が魅力ある観光地域づくりを自律的・継続的に実施していくためには、「日本版 DMO」の育成、取り組み支援を早急に行うことが必要であると言われています。
「日本版DMO」とは具体的に、観光物件、自然、食、芸術・芸能、風習、風俗など当該地域にある観光資源に精通し、地域と協同して観光地域作りを行うことを指します。
なお、観光庁が規定した日本版DMOは以下のとおりです。
『地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役として、多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人』
観光庁 日本版DMO: http://www.mlit.go.jp/kankocho/page04_000048.html